- itou naomi
乳房の手術体験談です。2回目。
最終更新: 2018年7月15日
【36歳 左乳がん(非浸潤がん)部分切除】
ある日左胸にヒヤリと冷たい感覚。
いやな予感は的中。
下着が赤く染まっていました。
以前の乳管内乳頭腫(IDP)から10年。乳腺外科専門の医師も増えていました。
マンモグラフィ、超音波、乳管造営検査、細胞診(血性分泌)検査も受けた結果は。
「場所が特定できないですね。しばらく様子をみましょう。3ヶ月後にまたきてください。」
そして3ヶ月。また白黒つかず、細胞診(穿刺吸引細胞診)検査。結果は「悪いものは出ていないです」。オーマイガ。どうなの?(・・)
そんなこんなで様子を見ること1年あまり。
医師への信頼はありましたが、結構な量の血性分泌が続く状態に(さすがにこのままじゃ、、、他人任せにせず自分でも動いてみる)と決めました。10年前は今思えば相当のんきだったことを学習した私。考えないサルから考えるサルにシフトチェ〜ンジ!
偶然知った他の乳腺外科を受診。
結果は「この部分を手術で小さくとって調べてみましょう」。
あれよあれよと言う間に手術日が決まり、乳腺腺葉区域切除術となりました。
結果は「乳がん」でした。
ごくごく早期。DCIS(非浸潤性乳管がん)。ステージ0。
ラッキ〜!超ラッキ〜!私すごいえらい!
本気で嬉しかった。
再度部分切除術が必要になりましたが、早期だったことで「乳がん」に対するショックは無く、自分で動いたことで運を呼び込んだのかも(^-^)vと褒めてました。自分を(笑)。
実はこの頃は前医に対して少しばかり思うところがありました。そりゃそうですよね。1年以上様子をみていた医師と、即決で手術をして乳がんを見つけてくれた医師。
でもですね、でもなんです。
その後私は、「何もわかっていなかった。浅かった。」と考えを変えることとなりました。前医も現医も両方『あり』。そこに間違いや見落としがあったわけではない。
考えるサルはこのあともう一度大きくシフトチェンジをすることとなるのです。考えるサルから感じる人間へ。
乳房手術3回目。へ続く。
